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otai ceramics tajimi

3.柄を描く

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 線が描ければ、後はそれをいかに組み合わせて使うか、それだけを考えましょう。規則なんて有りません。でも、やっぱりなんか参考がないといきなりはつらいですよね。それで、下にいくつかパターンをご紹介します。ただただ単純な線を根気よく並べていくだけです。線がちょっと位曲がっても、太かったり細かったりしても、それも、「味」です。
 でも、下書きはしたほうがいいかもしれません。鉛筆でうすーく格子だけは引いておきましょう。あんまり濃いと呉須をはじいてしまします。あくまでも、うすーくです。それに、見本の作成上垂直水平に描きましたが、実際は斜めの格子で描いたほうが雰囲気が出ます。

直線だけで描く

直線だけで描く
二本線にしてみる
交互に塗りつぶす
交互に塗りつぶす
四角を加える
左図を交互に塗りつぶす
四角を全部塗りつぶす
四角に飾りをつける

結構これはいけてますね。
四角に点をいれる
ゆがんだ格子
ゆがんだ格子2本
左図を交互に塗りつぶす


 直線だけで結構描けます。自分なりにちょっとアレンジすれば、すぐにオリジナルの柄を描くことができます。もう少し、難解な柄を書きたい人向けに、こちらはいかが?


ひたすら描くと
こんな感じ
交互に塗りつぶす


びっしりこんな柄が描いてあるとかっこいいですね。かなりの根気と正確な線引きが必要です。


曲線を使う

 直線に曲線を加えるとさらに表情豊かになります。が、パソコン上で再現するには、ちょっと難しく、また、他の人の作品を載せると著作権問題がありますので、ちょっとだけです。

格子の接点を結ぶ
左図に飾りをつける
波線を交互に描く
交互に塗りつぶす
二本線にする
交互に塗りつぶす
ひらすらこれを描くと
こんな感じ
描き方を変える


 どうですか?単純な柄でも1本1本手で描けば、かなり、「味」のある作品が出来上がると思います。どうぞ、試してください。
次の項では線でモノを描く、また、太い線だけでモノを描く、を説明します。

1.はじめに(基礎知識と心構え)
2.線を描く
3.柄を描く
4.モノを描く
5.やってみよう