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4.モノを描く

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 ここでは、細い線でモノを描く、太い線でモノを描くというのを説明します。まず、最初は、細い線。お手本は、漆器の図柄や、日本絵などがいいと思います。線がはっきりしていて、写しやすいですからね。慣れてきたら実際の染付をお手本にしても、ほぼ、同じような絵が描けるようになると思います。こういう事はやったことがないので、恥ずかしいですがサンプルを見てください。

 面相(細筆)で、花を描きました。実際このままで、焼き上げたら皿としては面白くないですね。付けたてや、ダミ筆で、濃淡をつけたほうが良いでしょう。付けたての場合、筆を水で洗い、軽く絞って、先端だけ呉須を付けます。筆を寝かせる事によって、簡単に濃淡をつけることができます。
 梅です。上から下にしか線が引けない人は下絵を頼りに、皿を回しながら描けば、何とかなります。
 ぶどうです。空間がたくさん空くようなら柄はワンポイントでもいいかも。楽だし(笑)
 竹です。細筆は使わず、付けたてだけで描きました。上記で説明した、呉須を先端だけに付ける方法です。雰囲気は出てますが、かなり良くない出来ですね。


 とりあえず、この染付講座は完結です。いずれ、唐草を説明せねば・・と思いつつ終了ーー。

1.はじめに(基礎知識と心構え)
2.線を描く
3.柄を描く
4.モノを描く
5.やってみよう